3月のライオン-アニメ映画情報まとめ-

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漫画

3月のライオン漫画第1巻 -個人的名言・名場面-(ネタバレあり)

2016/12/07

3月のライオンは、将棋漫画として話題となり、様々な賞を受賞するほど有名となりました。

しかしそれだけで有名になった訳ではありません。

将棋に関わる全ての人の物語が繊細に描かれており、感情移入しやすく登場人物のセリフが一つ一つ心に残るのです。

 

そのような人間模様を将棋と共に描かれた物語なので、有名になったと感じます。

今回そのような心に残る名言を紹介できればと考えています。

名言だけでなく、その名言が生まれたストーリーまで書いていますので、より分かりやすいかと思ってます!

あくまで個人的に名言だと感じたセリフを紹介しますので、

皆さまの感覚とずれているかもしれませんが是非見ていってくださいね!


零と幸田柾近の対局

第1巻16P出典:3月のライオン第1巻 -16P-

主人公の桐山零は幼い頃、交通事故で家族を失った。

葬儀の際、誰が零を引き取るか...そんな話で幸田柾近が手を差し伸べてくれた。

幸田家は将棋一家で、零はここから将棋の棋士としての人生を歩んでいくことになる。

しかし幸田の実子、歩と香子は零をよそ者として疎外する。

ついに零は幸田家を出て行ってしまった。

 

そして、時は過ぎ、零は高校生となる━━

 

将棋の大会で久しぶりに幸田柾近と再会することになった。

微妙な距離感を気にしながら、言葉少なく会話を交わす。他愛のない話だった。

 

--(幸田柾近と対局中のフラッシュバック)--

桐山零(━━一手一手まるで 素手で殴っているかのような 感触がした━━━  殴った肌の あたたかさまで 生々しく残っている気がする)

3月のライオン第1巻 -29P-

零は幸田柾近に勝った。

自分を引き取り育ててくれた、将棋の師匠に。

「歩も香子も心配しているぞ」

そう幸田柾近は言い残し、会場を去った。

「久しぶりのリーグ戦がかかってのになぁ、まさか自分の息子にブッチぎられるとはね...ある意味本望ってところか」

と、他の人たちが言うのを聞いてしまう零。

個人的感想

第1巻からなかなか心にくる名言だと思いました。

かなり暴力的な表現のセリフで、零ほうがの割と一方的な試合内容で勝ったんじゃないかと思いました。

零がどんな気持ちで幸田家を出て行ったのか、

なんで育ての親に勝つくらいにまでに強くなったのか、

直接訴えるかのような強い思いが、すごく伝わる名言だなと感じました。

送り火のひなたと零

第1巻107P出典:3月のライオン第1巻 -107P-

川本家の母は既に亡くなっている。

ひなたは送り火の際に今は亡き母の姿を思い出した。

ふと、「ちょっとコンビニへ」と、ひなたが言う。

見に行ってやれと言われた零が後を追いかけると

そこには大粒の涙を流して号泣するひなたの姿。

「お かぁさ っっん・・・」

零は思った

泣きじゃくる 彼女の声を聴いていたら 閉じ込めてあった 疑問が胸の中で インクみたいに滲み出した

僕は━━━━

僕はずっと 消えてしまったホントの僕の家族の事

泣いても仕方ないからあきらめて 悲しいから考えないようにして

頭から追い出して 追い出して 追い出して...

━━でも  本当にそれで良かったんだろうか...

3月のライオン第1巻 -112,113P-

「もうちょっと、ここにいよう...」と、零は呟く。

泣いてるひなたと、泣かない零は、

美しい月を二人並んで見上げている。そんな七月の夜空。

個人的感想

うん。卑怯。(笑)

これは誰だってウルッときますよ!(泣)

零は、幼い頃に無くした家族の事を思い出さないようにしていましたね。

思い出すと悲しくて辛くて、もう前に進めなくなる気がするんですね。

思い出さないように、将棋に没頭した。するしかなかったと。

でもひなたを見て、これでいいのだろうかと思う零。

個人的にすごくハッとさせられますね。

辛い事を思い出さないようにすることは、

前に進む為なのか、それとも

ただの現実逃避なのか。

零はひなたの泣く姿をみて、そんな疑問を覚えたように感じました。

 

誰しもが抱える疑問をうまく表現している名言だと感じました。

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将棋の神様との契約

3月のライオン第1巻 164P出典:3月のライオン第1巻 -164P-

零は交通事故で無くした自分の家族の葬儀に参加していた。

「病院はどうするつもりだ お前が将棋をやめて継いでくれて、これからは全部うまくいくと...」

立派な棺に顔を沈めて泣く祖父。

桐山家の病院の後を継ぎたいがために、醜く言い寄る親戚。

零のことを心配している様子などなかった。

零が子供心ながら絶望していたその時、

━━そして そのヒトはやって来た

葬儀には 血の繋がった親戚が たくさん集まったけれど

その時 部屋に入ってきた そのヒトだけが 叫び出したい程 懐かしかった

--(男が零を見つめる)--

「...君は  将棋 好きか?」

これが契約の瞬間だった 将棋の神様と僕の 醜い嘘でかためた

桐山零「.....はい」

嘘だった..... 人生で初めての 生きるための ━━そして決して戻れない.....

 

そうして幕は どうしようもなく 切って落とされ

━━━僕は 将棋の家の子になった

3月のライオン第1巻 -163~165P-

個人的感想

これが最初に書いた幸田柾近との出会いです。

そして3月のライオンの始まりですね。

この話は最初に書いた『零と幸田柾近の対局』の過去の話です。

零のお父さんと幸田柾近は友人で、よく将棋を指していました。

零は忙しい父と一緒に過ごしたい一心で苦手な将棋を覚えました。

零はとても大人しい子で、友達がいなかったので

幸田柾近だけが、家族以外でちゃんと接してくれる存在だったようです。

幼い零が唯一よく知っていた顔が葬儀の際に目の前に現れたんですね。

なんだか分かります。

 

子供の頃に、家族旅行で迷子になったとき、

いきなり怖くなるんですよね。

周りの人や建物が襲ってくるかのような圧迫感とか、

このまま一人なんじゃないかっていう不安感とか。

もうどうしようもなくてごちゃごちゃになって固まりました。

それで、やっとの思いで家族に会えたとき、泣くんですよね(笑)

超安心しましたもん。

 

少しシチュエーションは違いますが、

迷子になって不安な時に自分のよく遊んでいた知り合いに、

「一緒に来る?」とか言われたら、付いていくに決まってるじゃないですか。

零は幸田柾近の元で生きていくしか選択は無かったのでしょう。

それがどんな条件でも。

将棋が好きという嘘をついてでも。

 

零は強い子だなぁ、あの状況で泣かないなんて。

 

まとめ

零の心情が繊細に表現された名言が個人的に多かったと思います。

まだ一巻目なので、対局シーンは少なかったのですが、

これから棋士の名言なども増えてくるかと思います!

すごく楽しみです!

これから零の心情がどのように変化していくのか、

名言と共に期待しています!

 

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