3月のライオン-アニメ映画情報まとめ-

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漫画

3月のライオン漫画第7巻 -個人的名言・名場面-(ネタバレあり)

2016/12/07

3月のライオンは、将棋漫画として話題となり、様々な賞を受賞するほど有名となりました。

しかしそれだけで有名になった訳ではありません。

将棋に関わる全ての人の物語が繊細に描かれており、感情移入しやすく登場人物のセリフが一つ一つ心に残るのです。

そのような人間模様を将棋と共に描かれた物語なので、有名になったと感じます。

 

今回そのような心に残る名言を紹介できればと考えています。

名言だけでなく、その名言が生まれたストーリーまで書いていますので、より分かりやすいかと思ってます!

あくまで個人的に名言だと感じたセリフを紹介しますので、

皆さまの感覚とずれているかもしれませんが是非見ていってくださいね!


 

山崎順慶の恐怖心と決意

3月のライオン第7巻18P出典:3月のライオン第7巻 -18P-

新人王戦で体調の悪い二階堂晴信に勝利し、決勝で桐山零に敗れた山崎順慶。

『信じていれば夢は叶う』 それは多分 本当だ

但し 一文が抜けている

『信じて努力を続ければ夢は叶う』

━━━━これが 正解だ

さらに言えば

『信じて 他のどのライバルよりも1時間長く 毎日努力を続ければ ある程度までの夢は かなりの確率で 叶う』 だ

キャッチコピーというものは 短い方が良い

━━でも これは あまりにも はしょり過ぎだと思う

それじゃまるで 『何もしなくても』『ただ信じていれば』叶うみたいじゃないか

この文章を ここまで削ったヤツに 何を思って ここまで削ったのかを 問い質したい

 

--中略--

 

深く読むことは 真っ暗な水底に 潜って行くのに似ている

『答え』は 真っ暗な 水底にしかなくて

進めば進むほど 次の『答え』は

更に深い所でしか 見つからなくなる

 

昔は 潜れば潜るほど 『答え』が手に入って 恐怖より『欲しさ』が 勝っていた

━━だが プロになって6年経つも まったく先に進めなくなってしまった今では

全身がちぎれるような思いをして潜っても 手ぶらで戻る事がほとんどになった

『みつかるかも』より 『またどうせ見つからないかもしれない』が勝った時から

リミッターの効いた努力しかできなくなった

でも そんな俺を尻目に

桐山と二階堂は 当然の様に 飛び込んでいく 何度でも

正気の沙汰じゃない 彼らは何度手ぶらで戻っても

ますます対策を練って 再トライを繰り返す

苦痛など おかまいなしに その身を投げて 何度でも

━━恐怖が勝った 俺を残して

 

━━何が何でも勝ちたかった

たった一つ可能性の残るタイトルを 渡したくなかった

身体が悪いとは聞いていた でも 心は俺なんかよりずっと強い事も

俺よりきっと 遥か彼方まで 行く人間だという事も...

 

--(二階堂晴信との対局を思い出す)--

 

━━そうだ あの時

笑ったんだ あいつは 確かに.....

そして 張り裂けるように 思った

こいつらのいる限界に もう一度戻りたいって.....

3月のライオン第7巻 -5~16P-

 

二階堂晴信のいる病室の扉には、新聞紙で包まれたアジサイの花束が置かれていた。

山崎順慶の家に咲いていたアジサイの花束が。

二階堂晴信が病室で呟いた

「ばっかやろう 次はぜってー 負けねーんだからな」

 

山崎順慶は、痩せ細りながらも必死で帰ってきたレース鳩の『銀』に向けて言った。

「まずは 俺が明日 思いっきりがんばってくるから」

「どっちが先に飛べるか 競争だ!!」

個人的感想

山崎順慶は、将棋と祖父から教わった、レース鳩の育成を生業としています。

そのレース鳩の銀がレースから何日経っても戻らなかったのですが、

新人王戦に敗れた後、帰ってきて、ふたり一緒に再スタート。という感じですね。

 

山崎順慶の気持ち分かりますね。

どれだけ頑張っても、自分より何倍も努力している人がいて、

それを分かっていても

「本気で頑張っても、結果がでないかもしれない」とか

「ここまで頑張ったんだから今日はもういいか」とか

どこかで甘えがでちゃうんですよね。

私も、身体とか心とか時間とか余裕を失ってまで頑張る覚悟が無いんです

でも投げ出したりはしないです!

ここの名言は、本当に胸に刺さりましたね。羽海野さんすごい。

 

サプライズパーティを受ける桐山零

3月のライオン第7巻46P出典:3月のライオン第7巻 -46P-

新人王のタイトルを見事勝ち取った桐山零。

部室へ行くと、将科部の皆と林田先生がサプライズパーティを開いてくれた。

お祝いとして手作りメニューを振る舞われる。

「ぼく ちょっと トイレに...」

零が席を立つ

何だろうこれ... いったいぼくは

いつのまに出ていたんだ?

━━━こんなに明るい所に.......

 

--(いろんな人からの暖かい言葉を思い出す零)--

 

こんな急に 手に入ったものは

やっぱり また 急に消えて行っちゃうのかなぁ

━━でも 今はただ うれしくて うれしくて...

━━そうだ もし いつか 消えちゃうんだとしても

忘れないでおこう

うれしかった日は 確かに あったんだって

━━また いつでも 何度でも

取り出して 想い出せるように

3月のライオン第7巻 -46~49P-

零は止まらない涙に戸惑いながらも、あたたかい気持ちでいっぱいだった。

個人的感想

孤独だった零が少しずつ仲間を増やして、明るくなってきたのが分かりますね。

なんだか私まで嬉しくなっちゃいます。

あたたかい素敵な名場面だと感じました。

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三者面談でのひなた

3月のライオン第7巻101P出典:3月のライオン第7巻 -101P-

ひなたへのいじめはとどまるところを知らなかった。

先生がついに心労で倒れ、新しく主任が代わりを務めることになった。

主任の先生はひなたと加害者側に三者面談を行う。

 

三者面談が始まり、加害者側の母があかりに詰め寄る

「ウチの子がいじめたって証拠は?証拠はあるの?」

あかりは黙り込んでしまい、一旦保健室で休憩をとっていた。

ひなたはあかりに言う。

「おねいちゃん ひな 解った」

「アイツらはきっと 何があっても認めない 悪い事したなんて 思っていない」

「ちほちゃんの時と おんなじだ 過ぎちゃえば ホント簡単に ケロッと忘れちゃう」

「━━そんなヤツらの為に 私が私の人生を 棒に振る理由は ひとつも無い」

「私は 学校には絶対最後まで来る!! 無視はこらえる!!」

「━━でも やられたら『やめて』って 声を上げる 黙ったりなんかしない!!」

「こんな所 何があったって 生きて卒業さえすれば 私の勝ちだ」

3月のライオン第7巻 -100~101P-

個人的感想

最近、というか昔からいじめに関するニュースが後を絶ちません。

中には自ら命を絶つ人までいます。

幸い、私はいじめられた経験はありませんが、確かに身近でいじめはありました。

いじめの原因は人によって違いますし、解決策も人それぞれです。

しかし、ひなたの言葉。

これが解決策の一つだと思います。

個人的には、本当に耐えられなかったら学校になんて行かなくていいと思います。

いじめに負けて人格を曲げるよりも、進む道を曲げた方が何倍も良いです。

例えば、学校でいじめられ続けて人格が曲がってしまい、

人間不審、うつになって引き籠り、社会に出られないまま苦しい日々を一生送る。

なんて人がいるかもしれません。

もし、そうなるのならば

学校ではない、いじめから遠い別の場所で勉強をして

人とは違った人生経験を積めばいいと思います。

それは、その人だけの大きな強みとなって、いずれ、いじめてたヤツを見返すことができると思うんです。

学校の内申とか、会社の履歴書とかは、面接だけでどうにでもひっくり返すことができるんです。

 

ちょっと脱線しそうなので、これくらいに(笑)

最後に言うなら、『命を捨てるくらいなら 今の環境を捨てろ』です。

 

宗谷冬司の異質さ

3月のライオン第7巻167P出典:3月のライオン第7巻 -167P-

新人王のタイトルを獲得した桐山零。

記念対局として、名人・宗谷冬司と対局することが決定した。

 

記念対局前のインタビューが行われる。

零は初めての環境に戸惑いながらも、受け答えをする。

そして司会者から名人・宗谷冬司へのインタビューが始まった。

司会者「次は宗谷名人 桐山五段について何か一言」

宗谷「新人戦の棋譜を見ましたが ものすごく勉強しているなと思いました」

「それでも固くなっていない所がいいと思います」

司会者「今日はどんな対局になると思いますか?」

宗谷「初対局なので どんな流れを作れるか こちらも楽しみです」

司会者「宗谷名人は一年間 タイトル戦に出ずっぱりでしたが 体調などいかがですか?」

宗谷「岩手にはタイトル戦でもう何度もおじゃましているのですが いつか対局以外でも訪れてみたいです」

 

--(かみ合わない答えに戸惑う周囲)--

 

司会者「え えーと... ではもうひとつ...」

宗谷「はい ありがとうございます では...」

 

--(宗谷がその場を後にしようと振り向いた瞬間、ウェイターとぶつかりワインがスーツにかかる)--

 

ウェイター「す すみませんっ 大変! お召し物が!!」

司会者「宗谷名人 大丈夫ですか!?」

宗谷「はい 明日は盛岡の皆さんが 沢山来て下さると思うので 楽しんでいただけるよう 桐山五段と一緒に 充実した対局になるよう 頑張りたいと思います」

 

━━その場にいた 誰もが息をのんだ...

たとえ どんなに異質でも

強ければ それが正道

━━彼が去った後

皆が詰めていた息を いっせいに吐き出した そして 誰かがポツリと言う

「あれはもう 将棋の鬼だ ギリギリ... 人の姿を 保ってるだけの」

3月のライオン第7巻 -166~169P-

個人的感想

宗谷名人は最初、優雅で清廉なイメージがありましたが

このシーンで一気に、何かが隠れているような、何ともいえない感じになりましたね。

そんな得体のしれない、将棋界の神と対局する零。

とても気になる展開となりましたね!

強さこそ正義。

いろんな世界でまかり通るルールを表現したシーンでした。

 

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました!

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