3月のライオン-アニメ映画情報まとめ-

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漫画

3月のライオン漫画第3巻 -個人的名言・名場面-(ネタバレあり)

2016/12/07

3月のライオンは、将棋漫画として話題となり、様々な賞を受賞するほど有名となりました。

しかしそれだけで有名になった訳ではありません。

将棋に関わる全ての人の物語が繊細に描かれており、感情移入しやすく登場人物のセリフが一つ一つ心に残るのです。

 

そのような人間模様を将棋と共に描かれた物語なので、有名になったと感じます。

今回そのような心に残る名言を紹介できればと考えています。

名言だけでなく、その名言が生まれたストーリーまで書いていますので、より分かりやすいかと思ってます!

あくまで個人的に名言だと感じたセリフを紹介しますので、

皆さまの感覚とずれているかもしれませんが是非見ていってくださいね!

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桐山零と川本家の大晦日

年内の対局をすべて終え一気に疲れた零。

熱を出して寝込んでいた。

家で一人で苦しんでいるところに川本三姉妹がやってくる。

「うちへ連れて行きます」

と、ちょっと怒り気味にあかりが言う。

そのまま川本家で看病された零。

一夜を過ごし夢を見た

 

『こらっ お母さんのタンスにシール貼ったの だれ!?』

『ご... ごめんなさいっっ』

『もーっっ はがすの大変なんだからねっっ』

 

目が覚め、一日中川本家にお世話になった

ご飯を食べたり

年賀状を見たり

川本家の叔母さんにも良くしてくれた

そして二度目の夜、寝床へ向かう

零はふと思った

(なんか 不思議だ)

(どうしてぼくは 知り合ったばかりの ひとの家で)

(こんなに普通に 眠ろうとしているんだろう?)

(ここにいると どうしてこんなに 落ちつくんだろう)

(どうして あんなに 懐かしい夢を 見たんだろう)

(どうして.....)

3巻40P出典:3月のライオン -40P-

 

--(ふと目を向けた先にはたくさんのシールが貼られているタンスがあった)--

 

(━━ああ そっか そういうことか)

この古い家が 時間と みんなと 全部を

そして 僕の事まで そっと包んで まどろんでいるような気がした

━━そうして僕は 眠りにおちた

いったい何年ぶりか わからないくらい

深くて やわらかな 眠りだった.......

3月のライオン第3巻 -40~41P-

個人的感想

朝から夜まで川本家にお世話になったのは、これが初めてですね!

川本家のみんなは、零のことを本当の家族のように扱ってくれていますね。

だから零自身も、川本家のみんなの暖かさに接するうちに

本当の家族との想い出がよみがえり、リンクしたんだと思います。

 

そして、あたかも本当の家にいるかのような安心感から

ずっと忘れていた心地よさを感じたのでしょう。

零の心がほぐれていくのがとても分かる名言でした!

暖かさの反動と桐山零の決意

あれから零の体調は回復し、

いつものように家でインスタント食品を食べていた時

(ヘンな カンジだ つい おとといまでは)

--(川本家での思い出がよみがえる)--

(あんなに あんなに にぎやかだったのに.....)

(あれ エアコンってこんな... 音 大きかったっけ?)

(時計って こんなに... うるさかったっけ?)

3巻 47P出典:3月のライオン -47P-

.......あ ヤバイ

(いけない この気持ちは知っている でも 目を合わせちゃダメだ)

歩け

(知っているけど 名前を思い浮かべちゃダメだ)

考えるな 歩け

(その名前を口にしたら 身の内をちぎる 一撃が来る)

立ち止まったら もう

動けなくなってしまう

 

(━━そうだ あの家はなんか コタツみたいなんだ...)

(中にいると とろけるようにあったかくて 心地よくって)

(外に出ると 今まで平気だった日常が すっごい寒いところなんだって 気づかされてしまうんだ)

深く考えると 恐ろしくて 体中が冷たくなる━━━ でも

今 考えるのをやめて立ち止まったら 手詰まりになる

勝ち数が減れば いずれ

僕は簡単に 居場所を失ってしまう

━━それだけは絶対に ダメだ!!!

3月のライオン第3巻 -46~52P-

そして零は気持ちを新たに

残りの対局を迎えていく

 

個人的感想

辛い過去を忘れるために将棋を指すのか。

将棋を指すために辛い過去を忘れるのか。

零はまだどちらにも振り切れていないように感じます。

中途半端が一番つらいです。

零も自分の事を中途半端だと言っていました。

 

いやー。零の境遇は想像以上に辛いですね・・・。

忘れたくても忘れられないし、

まず忘れることを良しとするのかさえ分からない。

 

これから零を取り巻くストーリーはどうなっていくのでしょうか。

 

三角龍雪と後藤正宗九段の対局前

3巻 79P出典:3月のライオン第3巻 -79P-

三角龍雪は桐山零を見かけた

島田八段と後藤九段の棋譜を集めいていたようだ。

三角は思った。

(島田さんすらブッちぎって もう後藤と 当たる気まんまん って 何様のつもりだよ)

(俺にはねーよ 後藤を破って島田さんと向かい合うビジョンなんて)

だけど解ってる...

━━━そうだ そこが問題なのだ

桐山の見たビジョンは ただのムシのいい思い込みとも違う 俺たちはプロだ

受け入れようが 目を逸らそうが 自分の力量は 残酷なまでに正確に 胸のどこかで計っている

━━それが計れてこそのプロだ

『勝てるかもしれない』 ━━と思える人間がそのまま

『勝つ可能性のある』 人間だったりするのだ

 

--(【俺にはねーよ 後藤を破って島田さんと向かい合うビジョンなんて】 思い出す)--

 

つまり そーゆー事だ

だがしかし そっからも更に生き汚く 「勝ち」に にじり寄ろうとするのが

また プロの仕事って やつなんだよね

3月のライオン第3巻 -81~83P-

勝つビジョンが見えないまま

三角龍雪と後藤正宗九段の対局を迎えた。

 

三角の計ったとおりの力量差で惨敗した。

個人的感想

三角龍雪もプロだからこそ、お互いの力量を判断して、あの後藤には勝てないと悟ったんですね。

それでもプロだから、負けてもまた一から頑張ろうって思えるんですね。さすがです。

 

桐山零と島田開の対局

因縁の後藤との対戦を胸に秘めて、島田と後藤の棋譜を集める零。

島田との対局を間近に控え、零は思った。

(こういうタイプの人との対局は長くなるな 苦手だ...)

(━━でも イライラしたらダメだ そこに喰らいつかれる)

(冷静に...)

(ここで 負ける訳にはいかない ━━━どうしても)

 

対局が始まった。

が、気づかない間に中盤の戦局は悪化していた。

しかし、容赦なく島田の一手が指された、

零は島田の顔を見る。

3巻 102P出典:3月のライオン第3巻 -102P-

島田(やっと こっちを見たな)

島田(じゃあ 続けようか)

零(━━━そう うながされて 盤面を見て)

(僕は みるみる正気に 引き戻された)

(続けられないよ)

(そのくらい『悪いよ』 これ)

まず感じたのは 衝撃

━━そして 次に襲ってきたのは 嵐のような

『恥ずかしさだった』

さっきまで俺 この人の事 なんて思ってた━━━!?

 

--(【こういうタイプの人との対局は長くなるな 苦手だ...】 思い出す)--

 

(何だよ!?  『こういうタイプ』って!!)

 

--(【イライラしたらダメだ そこに喰らいつかれる】 思い出す)--

 

(何様だよ オレ!!?

(『イライラしたら』とか言って

(どんだけレベル読み間違ってんだよ!?

(勝ちたいだけで ただ対局を引っ張って

(相手のミスを 待つタイプの棋士と

(相手を頭の中で勝手に 『ランク付け』して

 

--(【ここで 負ける訳にはいかない ━━━どうしても】 思い出す)--

 

(目の前の相手の 『力量』も 計れないくせに

(私怨に頭 持っていかれて

(A級棋士つかまえて サブキャラ扱い

(バカか   オレは

(に...逃げたい 消えてしまいたい 

(ここから ここから ここから

(まぶしくて まっくらで 息ができない 苦しい

 

島田「コホン....」

 

その小さな咳ばらいひとつで

『落ちつけ』と いわれたのが分かった

うながされるまま 混乱したアタマで必死に

次の一手を探して 探して.....

━━━━そして気づいた

なめてかかられていた事も そして今になって

僕がそれに気づいて うろたえている事も

この人は 全部 全部 見透かした上で

こうして 静かに座っているのだという事

ここで 自分のバツの悪さだけで 途中で逃げ出したら

それこそ 本当の意味での 『自分勝手』なのだという事に

 

━━━そうして僕は ありったけの必死さを

かきあつめて 指しつづけた

が 何ひとつ挽回できずに 対局は終わった

 

--(感想戦が始まる 中略)--

 

(完敗だ..... 対局も その姿勢も 読みも 何もかも 僕の.....)

恥ずかしさで 声が震えた

目の前が 白と黒に点滅した

(完敗だ)

3月のライオン第3巻 -108~118P-

零は、恥ずかしさや情けなさのあまり、将棋会館を飛び出した。

 

個人的感想

なかなかの名場面ですね!

ラスボスに気をとられて突っ走ったので、

中ボスのレベルも分からないまま対戦、そして惨敗しました。

ということですかね(笑)

 

いやいや。こんなこと言ったら零くんに失礼ですね!

『若気の至り』ってやつですね。

三角さんも島田さんも経験したことあるそうですから、そうなのでしょう。

 

そしてこれを期にストーリーが大きく展開することになりました。

是非漫画で見てください。

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林田高志の説教

3巻 131P出典:3月のライオン第3巻 -131P-

島田八段に惨敗し、落ち込む零。

いつもの屋上の階段で、林田高志と相談していた。

もう一度幸田家に戻るのはどうか?

島田研究会に入るのはどうか?

林田高志が、次々と提案するが

零の反応は 「でも・・・・」の繰り返し。

それにしびれを切らした林田高志。

林田高志「だーーーーっっ もう さっきから聞いてりゃ でもでもでもと!! 『でも』が100個集まれば 開くドアが あればいーが ねーよそんなドア!! 」

3月のライオン第3巻 -135P-

 

個人的感想

個人的に心に刺さったので、

備忘録として名言入りです(笑)

 

島田開と後藤正宗の対局

3巻 147P出典:3月のライオン第3巻 -147P-

A級同士の対局が始まっていた。

零は学校を早退し、会場へ向かう。

ついてすぐ、その雰囲気に飲み込まれた。

桐山零(特別対局室の ろう下を伝わって)

(2人の気配が この部屋まで 滲みこんで来る気がした...)

(何だ どこが... 何が違うんだ? 一手一手に どうしてこんなに 引き込まれる?)

(懸けてきた時間の長さか)

(積み重ねた経験の厚さか)

(引き換えにして来たものの重さか)

(それとも その全部か)

(━━そうだ これは 自分を信頼している者同士の 戦いなのだ)

3月のライオン第3巻 -147~148P-

 

個人的感想

トップレベルの強さの島田と対戦した零は、

その島田と、因縁の男である後藤という、トップレベルの戦いに惹きつけられてましたね。

 

私たちだってそうですね。

例えばオリンピックの決勝

世界のトップの選手が競い合う所は、テレビ越しでも息をのんで見入ってしまいますよね。

しかも同じ国の人が出ているなら尚更です。

 

それが零の場合、

同じ将棋という世界で、トップレベルの争いを、同じ会場内で、今まさに戦っている最中なのです。

あの二人がどんな気持ちであの場にいるのか、なんであの場に座ることができたのか。

そんなこと考えてたら、

二人の一挙手一投足に食い入るほかないじゃ無いですか!!

 

個人的に熱くなる名場面でした。

後藤正宗との再会

3巻 150P出典:3月のライオン第3巻 -150P-

将棋会館を出ると、義姉の香子がいた。

その瞬間、後ろから後藤正宗が現れた。

そして零に言う。

「お前さぁ オレにあたる気 まんまんだったけどさぁ どうだった? 島田強かったろ?」

「A級 ナメてんじゃねーぞ」

そういって香子を置いて歩き出す後藤正宗。

零を置いて後藤のもとに駆け寄る香子。

桐山零(離れたくなかった でも 一緒には いられなかった)

(はやく大人になりたかった 自分の足で立てるようにならなければ)

(大切な人たちを 守れないと思ったから)

3月のライオン第3巻 -151P-

個人的感想

私はその通りだと思います。

ここも私の心の中を表現したような個人的名言でした。

 

林田高志のアドバイス

3巻 177P出典:3月のライオン第3巻 -177P-

放課後理科クラブに訪れた零。

予想外に仲良く話すことのできたことに、

零自身も驚いていた。

放課後、林田高志が言った。

林田高志「今日みたいにさ 一人じゃどーにもならん事でもさ 誰かと一緒に頑張れば クリアできる問題って けっこうあるもんだ」

「そうやって 力をかりたら 次は 相手が困っているとき お前が力をかしてやればいい 世界って そうやって まわってるんだ」

「一人じゃどうにもならなくなったら 誰かに頼れ」

「━━━でないと実は 誰も お前にも 頼れないんだ」

その時はっと あかりさんたちが浮かんだ

ぼくは 遠慮する事にばっかり 気をつけて 実は 彼女たちに頼られたことって 一回だって

━━━━そうだ... 一回だって.....

3月のライオン第3巻 -175~177P-

個人的感想

先生、いいこと言います。

悩みを相談しないと、いつか身が持たなくなりますよね。

相談できる相手をみつけて、恥ずかしがらず、相談してみましょう。

解決策が見つからなくてもいいんです。

その人は必ず親身になって話を聞いてくれますから。

物理的な解決にはならなくても、心の解決にはなります。

 

島田開と後藤正宗の最終対局

3巻 186P出典:3月のライオン第3巻 -186P-

林田高志先生のアドバイスを胸に、将棋会館へ走り出した零。

もう対局は終わったようだ。

 

後藤正宗が記者からの取材に喜々として応えている。

零を見て、意味深に笑う後藤正宗。

一方、

対局室でうなだれる島田開。

零は、悟った。

(━━━━そうか)

(島田八段が勝ったんだ.....)

━━何度も見てきた... 対局直後のこの光景 

負けを悟った側は 対局中に 最後の一言に向けて 心を整理していくが

勝つ側は 最後の一瞬まで 読み間違えることが無いよう 張りつめ続ける

━━だからこんな風に 対局直後は 勝った方が 激しく消耗している場合が 多いのだ それこそ 言葉もうまく だせない程に.....

 

--(遅れて、記者が島田に取材をする。 一言一言振り絞るように島田が語り出す。零は思う)--

 

僕は... ━━こんな 身を投げるように 『勝ち』を取りに 行ったことがあるだろうか

そうだ... 島田さんがいる場所は 遥か遠い場所

無傷では決して 辿りつけるわけもない世界

僕が『勝つ理由が無い』とか 『なのに負けるとくやしいのはなんでだ』 とか言いながら 目を背けていた世界

━━その果てを彼は 独り 両足をふみしめて 往く人なのだ

3月のライオン第3巻 -179~185P-

零は思わず感動した。

そんな島田にどうしても聞きたいことがあった。

そして、零は、島田研究会に入ることにした。

個人的感想

個人的にこの戦いは相当アツかったです。

将棋なので、そこに入り込むことは難しいですが、

二人のバックグラウンドが垣間見えるようになってきたからですかね。

 

零は、自分の愚かさを気づかされ、

将棋への姿勢を見せつけられ、感動してます。

全て島田さんに影響されているんですよね。

そして、島田研究会に入る。

零の幼い頃の師匠は幸田さんでした。

高校生になり島田さんが新たな師匠になるわけですね。激熱。

零の更なるステップアップが期待できますね!

 

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