3月のライオン-アニメ映画情報まとめ-

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漫画

3月のライオン漫画第4巻 -個人的名言・名場面-(ネタバレあり)

2016/12/07

3月のライオンは、将棋漫画として話題となり、様々な賞を受賞するほど有名となりました。

しかしそれだけで有名になった訳ではありません。

将棋に関わる全ての人の物語が繊細に描かれており、感情移入しやすく登場人物のセリフが一つ一つ心に残るのです。

 

そのような人間模様を将棋と共に描かれた物語なので、有名になったと感じます。

今回そのような心に残る名言を紹介できればと考えています。

名言だけでなく、その名言が生まれたストーリーまで書いていますので、より分かりやすいかと思ってます!

あくまで個人的に名言だと感じたセリフを紹介しますので、

皆さまの感覚とずれているかもしれませんが是非見ていってくださいね!

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将棋の神様 宗谷冬司名人

4巻 34P出典:3月のライオン第4巻 -34P-

島田開と宗谷冬司の獅子王戦が行われる会場に、零はいた。

格式高い会場の雰囲気にのまれていた。

会場の広い敷地内に大きな庭があり、静かな様子だった。

そこに突然、零の目の前に現れたのは、あの宗谷冬司だった。

桐山零:  ━━━息をのんだ... だって 気配がなかった

彼を見た瞬間 世界から音が消えた 『人ではないよ』記憶の底で 誰かが囁いた

彼が消えたその せつな 空が裂け 重たい雨が降り出した

 

(━あの人と戦うのか 島田さん...)

 

不思議な光景だった 彼が会場に入ると

音が消え 人垣が二つに割れた

━15歳 中学生でプロになり

21歳 最年少で名人に就位 その後

将棋界の歴史を次々と覆し

史上初 七大タイトル 全てを制覇

━━そして それから数十年の年月 玉座に君臨し続けるも

その姿は変わる事なく 褪せず 倦(う)まず 汚れず

圧倒的な力で そこに静かに そこに在り続ける

神にたとえられる その一方で

 

--(島田が宗谷に久しい再会の挨拶を一言言う。)--

 

誰かが言った

--(宗谷冬司が不敵に微笑む)--

『きっと 悪魔ってのは ああいう顔しているんだろうな』

3月のライオン第4巻 -37~45P-

個人的感想

この作中に出てきた『獅子王戦』は現実でいう『竜王戦』ですね。

将棋七大タイトルの中で、一番優勝賞金が高いそうです。4千万越えとかあるようですね!

それにしても、宗谷冬司名人の将棋の神の子オーラが作中からひしひしと伝わってきました。

何というか、とても綺麗でしたね。

しかし、島田さんとの久しい再会の場面での、不敵な微笑みがインパクトありました。

あの笑顔の裏にはいろんな気持ちが込められているんだろうなと・・・。

島田さんと宗谷名人の対局、果たしてどうなるのでしょうか!

桐山零と幸田香子

いつもの調子で香子が家に上り込んできた。

川本3姉妹手作りの弁当を、文句を垂れながら完食し、動けないようだった。

香子の父親、幸田柾近から香子に心配の電話がかかる。

香子が大声で言い返す

「本当に零のところなら文句ないんでしょ!?」

香子が自分の携帯を零に差し出す。

零が代わって証明をする。

桐山零(以下零)「父さん心配してたよ」

幸田香子(以下香子)「知らないわ お父さんっていつもズレてるのよ」

「『お世話になってるなら挨拶するから 連れてきなさい彼氏を』だって」

「20も年上で 妻帯者で おまけにかつて 自分の弟弟子(おとうとでし)だった男よ?」

「連れてけるわけないじゃないっっ」

零「何で そんなヤツ選んだんだよ」

香子「知らないわよ 私がききたいくらいよ」

 

--(モモの「まじょなの?」の言葉が脳裏をよぎる)--

 

「あのチビ ひとのコト『まじょ』とか 言いやがって」

「━━ほんとに 魔女なら こんな 情けない苦労 してないわよ..」

 

--(香子がベッドで横になりながら零に手を回す)--

4巻 68P出典:3月のライオン第4巻 -68P-

「ねぇ 零 どうしよう わたし こわい」

━━その夜の間中 携帯の小さな 液晶の灯りが

いくども いくども 彼女の輪郭を 淡く染めるのを ただ見ていた

部屋中が青く染まって 深い水の底に 二人で

ただただ 沈んでいくような 夜だった.......

 

--(夜が明け零が香子を見送るシーンへ)--

 

「じゃあ またね」という言葉に

「うん」と言いかけて 口をつぐんだ

あの日 ひき裂かれるような思いで あの家を出たのに

姉も ぼくも ━━━こうして

何も変わらないまま 変えられないまま

姉弟にも 他人にも なりきれないまま.....

3月のライオン第4巻 -66~71P-

個人的感想

香子は何であの人を選んだのでしょうね。

あの人が好きだったのか、

好きになった人があの人だったのか。

どちらにせよ、零は良く思っていないですよね。

零はこれでまた、早く大人にならなきゃ、

大切な人を守ることが出来ない、と

心の底で思っているのでしょうか?

香子も、親とは険悪になりたくないはずだし、

好きな人との関係がこれまた複雑だし・・・。

思い詰めている状態ですね。

島田開と桐山零の研究会での対局

「3七銀が気持ち悪い」

前回の島田研究会で、零が発した言葉に

宗谷冬司名人の姿が重なった。

今回の研究会では、零一人だけが呼ばれた。

桐山零から何か学べるものがあるかもしれないと、

島田開は感じていたようだ。

零も、A級棋士と対局できるだけでかなりの経験となる。

対局が始まった。

4巻 86P出典:3月のライオン第4巻  -86P-

(8八王)(9五歩)(3八飛)...

桐山零「え あ」

「え? え?」

 

--(零が何かに圧倒され、狼狽している)--

 

な... なんだ!?

━流れ込んで来る...

(7三桂)(1六歩)(3七銀)(5三銀)(4二角)...

島田さんの 思考が

(3五歩)(同歩)(同角).....

ダムが放水を始めたような...

━━━いきなり こんな なんて圧力

(3五飛上)(5四銀)(3五角)(同金)(同角)(4三歩)

 

--(零がバスタブで溺れかけるシーン)--

 

━━考えてみれば A級棋士の 思考を長時間

もろに受け止めたのは 初めてだった...

まるで 濁流の様だった

零「やっべ ねてた そか 帰ってきて...」

「いて 肩と.... 目と.... なんだコレ」

「すげぇ 疲れた」

でも流されたり 後ずさるような事だけは しなかった

必死に ふんばった

ぼくは いや ぼくたちは プロだ

どちらかだけが 一方的に甘い汁をすする 関係であっては ならないのだ

━━━あの時 島田さんは ぼくから「奪えるものがある」 と思ったから ぼくを誘い

ぼくもまた わずかかもしれないが 「差し出せるもの」があると 思ったから

研究会に 入れてほしいと 口にした

だから あの日 突き刺さるように思った

「僕はこの人に聞きたい事がある」

それを掴めるまでは 絶対にくい下がるしか ないんだ

3月のライオン第4巻 -85~89P-

島田は徳島へ飛び立った。

獅子王戦、第三局の幕が上がろうとしていた。

個人的感想

こう、目に見えて成長できる環境に居るっていうのが、

分かりやすく描かれていて、なんとなく気持ちよかったです。

あと、対局直後からの零の慌てふためきっぷりが

いかに島田さんが考えて将棋を指しているのかを

うまく表現できていて、面白かったと感じました。

 

スポーツでも、ゲームでも試合やっていると、

「あ、強い。勝てない」って一瞬でわかる時があります。

その人に必死に喰らいついている時のあの、『自分の経験値アップしたな。』感は異常です。(笑)

零も早くから研究会に入っていればもっと早く大人の階段を昇れたのかもしれませんね。

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ひなたのらいばる?

珍しく零の家にひなたとモモの2人がやってきた。

「えーと お お重箱を 取りに来ましたっっ」

と、ひなた。

部屋に上がりちょこんと座る2人。

客人をもてなした経験がない零はあわてふためく。

ひなたは、ちゃんと食べたか聞く。

わさびのがおいしかった、と零(香子にほとんど食べられた)

良かったと一安心して、出された飲み物を一気飲みするひなた。

ダンっ(コップを置く音)

ひなた「.........で」

「こないだの...  あの女(ひと) 誰!?」

4巻 101P出典:3月のライオン第4巻 -101P-

ーー(突然の一言に思わず飲み物を吹き出す零)--

3月のライオン第4巻 -101P-

個人的感想

言った時のひなたの顔も絶妙に面白い。(笑)

ひなたは自分の気持ちに素直で、すぐに行動に移す性格です。

重箱取りに行くついでに聞きたかったんでしょうね。かわいいです。(笑)

嫉妬とかではなく(少し混じってそう?)、零が悲しんでいないか心配で見に来たのでしょうけど。

個人的に笑った場面でしたので、書かせていただきました。

島田開の語る宗谷冬司

4巻 117P出典:3月のライオン第4巻 -117P-

零は島田研究会で島田と対局していた。

零は言った

「宗谷名人って どんな人なんですか?」

島田「鳥に似てる 静かで白くて スッとした感じの サギとかツルとか 細くてでっかいヤツ」

「『ウサギとカメ』ってあるじゃん? あれの『ウサギ』もっと上... ウサギじゃなくて『鳥』」

「━━宗谷見てると自分は 『カメ』か『地を這う虫』な 気がしてくる」

「卑下してる訳じゃなくて イメージな?」

「━━でもって 参るのは」

 

「『ウサギ』は過信して 自滅してくれるけど 宗谷は 『天才』と呼ばれる人間の ごたぶんにももれず サボらない」

オレはずっと見ていた 同い年の宗谷が 嵐のように奨励会を駆け抜けて行くのを

━━さらにプロになり 順位戦を駆け昇って行くのを.....

「どんなに登りつめても 決してゆるまず 自分を過信する事がない」

「だから差は縮まらない どこまで行っても」

 

「しかし 『縮まらないから』といって それが オレが進まない理由にはならん」

「『抜けない事があきらか』だからって オレが『努力しなくていい』って事にはならない」

3月のライオン第4巻 -117~120P-

島田は痛そうな胃をかばいながら、対局を進めていく。

 

個人的感想

あの島田さんが自ら『地を這う虫』って・・・。

勝てる見込みがあるのでしょうか?

それでも、努力しないでいいと言う事にはならない。

ここで妥協してしまうと、もっと差が広がりますからね。

島田さんはカッコいいですね。

零もこの人すごいな。と思いながら対局してるのだろうと思います。

獅子王戦、果たしてどうなるのでしょうか?楽しみです。

宗谷冬司名人と島田開の第四局

4巻 167P出典:3月のライオン第4巻 -167P-

獅子王戦、第四局。島田にはもうあとが無い。

別室では、対局をリアルタイムで再現・考察する場が設けられ

藤本雷堂・棋竜、桐山零が解説していた。

島田開(痛い)(痛い)(痛い)(ああ 痛い)

みぞおちの中で黒い沼が

(全くもって)(本当に)(ああ)(ああ)(畜生っっ)

どぶどぶと 脈打っているようだ

(生きてるって 気がするぜぇ)

--(島田が強気の攻撃に出る)--

--(が、宗谷は回避し、逆に反撃に出る)--

--(ついに島田の手が止まった)--

藤本雷堂「勝負あったな 控室に行く」

--(まだ対局は終了していないにも関わらず、他の棋士達から島田へのねぎらいの声が聞こえる)--

続く

しかし零は違った。

(まだこの盤面は 死んだように見えない)

(島田さんの駒が 死んだようには 思えない)

(ぼくには ぼくには━━ ぼくには...)

--(零は、自分の思い描く一手を盤に指し示したかと思うと、そのまま部屋を飛び出す)--

零(島田さん)(島田さん)(島田さん)(島田さん...!!)

--(対局室では、もうすでに対局が終了していた)--

藤本雷堂「━━━島田八段 投了だ 大差だよ大差 言った通りだろうが」

--(感想戦。宗谷が自ら島田の指すべき一手を打った)--

宗谷冬司「━━気が付かなかったね...」

ーー(別室では、零の残した一手を見て、驚愕していた)--

他の棋士「...あれ? 宗谷名人の王 詰んでたんじゃないか?」

その闇は ループしているだけではない

その たった 一手で

...世界は まるで違う 姿をあらわす

宗谷冬司「君は 僕を 信用しすぎた」

死地に一瞬 垣間見えていたはずの 閃光のような活路

「........... 美しかったのに...........」

━━━━こうして 獅子王戦は 島田さんの四連敗で 幕を閉じた...

まだ続く

獅子王戦を終えた島田開と桐山零の想い

4巻 175P出典:3月のライオン第4巻 -175P-

桐山零(━━そして 島田さんと僕は その夜のうちに 京都を発った)

(その疲弊しきった 横顔に 僕は 彼の歩いてきた 道のりを思った)

そうだ

━━━解っていたのだ 始めから

(倒れても 倒れても 飛び散った 自分の破片を 掻きあつめ)

(何度でも 立ち上がり 進む者の世界 終わりの無い 彷徨)

嵐の向こうに あるもの

それは ただ 更に激しいだけの嵐なのだ

(『ならば なぜ!?』 ━━━━その答えは 決して この横顔に 問うてはならない)

 

━━その答えは あの嵐の中で 自らに 問うしか無いのだ

3月のライオン第4巻 -159~175P-

個人的感想

宗谷名人がやはり強かったです。

第四局目では、零も宗谷名人も同じ手を考えていたようでした。

あの島田さんや、藤本・棋竜でさえ諦めていた時に。

やはり、中学生プロという共通点から、零にも何か素質があるのでしょうか。

しかし、島田さんに勝ってもらいたかったですね。

島田さんのバックグラウンドが細かく描かれていたので、

感情移入しちゃって、勝手に応援してました。

 

さすがに負けた後に、『なんで将棋辞めないんですか?』

とか聞ける訳ないです(笑)

とにかく、第四巻の獅子王戦の展開は、とてもアツかったですね!

次巻の名言名場面も、我ながら期待して待っています!

 

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